大晦日にMODXアップデート

2013.1.2|CMS

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大晦日の2012年12月31日にMODX Evolutionの1.0.7J-r1がリリースされました。こういうのをリリースするならば、切りが良いと考えて元日にリリースするものばかりと思っていましたが、そんな縁起をかつぐのは日本人だからなのでしょうか?

今回のバージョンアップのポイントは、Webでは次のように説明されています。

パスワード文字列の管理方法を改善。バックアップデータの盗難などにより万が一データが漏洩しても解読されにくくなりました。新機能としては、ManagerManagerのアップデートにより、単一フィールドに複数の値をインプットできるようになりました。

一番のポイントは、パスワードのハッシュアルゴリズムを改善するとともに、その格納方法を変更して安全性を高めた点のようです。データ漏洩はしにくいとは思うのですが、もしもの時のためなのでしょう。でも、場合によってはログインできなくなる可能性もあるので、アップデートには注意が必要のようです。

他には、「ユーザプロフィール設定」が管理画面に追加されたりなど、いくつかの新機能と不具合の修正が行われているようです。

さて、確認を含めてアップデートをしてみました。

  • 管理画面の「ツール」→「バックアップ・リストア」の、「スナップショット」タブで最新のスナップショットを作成する。
  • MODX最新版のアーカイブをダウンロードし、解凍する。
  • 解凍したすべてのファイルを、サーバに上書き転送する。今回は約850のファイル・フォルダがありました。
  • 転送後に「http://インストール先/install/」 にアクセスする。
  • 「japanese-utf8」を選択しアップデートを進める。
  • 次のような画面が表示されます。この表示は今回が初めてだったと思います。
20130102_01

 
  • アップデートはメニューの「進む」に沿っていくだけです。ただ、今回引っかかったのは次の「config.inc.php」の書き込み権限の問題だけでした。
20130102_02
  • あとは順調に進み次の画面になります。
20130102_03

 
  • この画面の指示の通り、「install」フォルダを削除します。私は「config.inc.php」の属性を[444]に変更もしています。
こうすることで、無事にアップデートが終了しました。脅されていましたが、ログインもちゃんとできました。MODXもアップデートが比較的容易になってきて使いやすくなっていると思います。

 

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